棚田三昧の一日
終日フリーという、願ってもない一日だった。鬼嫁は、義父の遺産の件で朝から兄弟3人額を突き合わせての会議、夕方からは高校の同窓会だというので、ボクの出番なしなのだ。
ということで、かねてから潰しておきたいと思っていた庄内から秋田にかけての棚田探しに出かけた。国道7号を北上し、秋田県に入ったところのにかほ市の旧象潟町、由利本荘市、そこからさらに内陸部に分け入った大仙市一帯は、いずれも鳥海山とそれに続く山塊の裾野部分であり、棚田に事欠くことはないと考えていたからである。実際、にかほ市の鳥海ブルーラインの道の両側に、幾多の棚田があることは見知っていた。
結局、田沢湖のちょっと手前というところまで走って、一日で31ヵ所の棚田、田んぼを潰せたた。走行距離400キロに及ぶ取材行であったが、望外の新発見もあって、非常に実り多い一日であった。天候も、昨日までの曇り空から一転、ピーカンの快晴だったし、海岸沿いの国道7号(海水浴客が多い!)を除けば、走っている車もほとんどなく、快適なドライブが楽しめた。
ところで、義父の遺産だが、蓋を開けてみたら、県議である義兄が、選挙資金として使い果たしてしまっていたそうである。鬼嫁は頭から湯気状態であったが、ボクに言わせれば、義父母の面倒を最後まで見たのは義兄であり、しかも、市議だった義父の跡を継いで政治家になったのであるから、法的な面はさておいて、やはり遺産は義兄一人が継いでも構わないと思う。どのみち、大した遺産があったわけじゃなし、スズメの涙に権利を主張したってろくなことはない。兄弟の絆ってのは、権利義務関係を離れたところにあっても、成立すべき大切なものではなかろうか。
と、報復覚悟であえてそのように申し上げたら、あの鬼嫁が、殊勝にも納得したようであった。父母の面倒を見てあげられなかった負い目もあろうから、心の裡ではしょうがないと思っていたのであろう。真空飛び膝蹴りが飛んでこなかったのは幸いであった。 |
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お散歩ネット
2010年ベスト100 |
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撮影データ(1枚目) |
カメラ |
EOS 40D |
レンズ |
Tamron 18-270mm |
撮影日 |
11/08/14 10:23 |
画像ファイル |
RAW |
ISO感度 |
200 |
絞り |
F8 |
シャッター |
1/400 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
オート |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
パターン測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離 |
42mm |
35mm換算 |
(67mm) |
その他 |
手持ち
CPLフィルタ |
現像ソフト |
SILKYPIX DS Pro5 |
縮小ソフト |
縮小専科 |
現像データ |
露出補正 |
0 |
WB |
快晴 |
調子 |
マニュアル |
カラー |
マニュアル |
シャープネス |
マニュアル |
ノイズ除去 |
- |
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8月の自画像
Presented by Kit Takenaga |
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